救急車なぜ発車しない?〜小児救急の受け入れられる病院選び
中学三年生は子供です
次男が救急車にお世話になったのは中学三年生春の大会の3回戦!
弱小野球部がここまで勝ち上がったのは奇跡に近い!
お天気の良い午後でした
やっとつかんだライトのポジション!
背番号9、レギュラーになれました
この年は、ピッチャー陣が揃ってて3人で頑張ってたの、一人エースのチームはなかなか勝ち上がるの難しい!
完投すると、次の試合には出られないからね!しかも一日に2試合になる事もあるし
エースを支える2人もそれぞれの個性で、歴代にない良いチームに仕上がっていました
朝一番の、試合に勝利!
早目のお昼を食べて午後に備えた2試合目
粘りにねばって、この試合も勝利!
7回の守備の時、次男が少しふらついた様に見えたけど、監督先生の声掛けに元気に
「大丈夫ですー!」と手を挙げて返事!
しかし、試合終了の集合に並んだ瞬間そのまま地面に崩れ落ちました
ちょうどチームメイトの肩にもたれかかるように!
「キャーー!」
あちこちから悲鳴が上がり、当然母も応援席からベンチ裏へ!
近くにいた、お父さん達に抱えられてグランド外へ
(だって次男坊中学三年生で身長178cm体重90kg超え!大人4人でどっとこでした)
熱中症???
監督先生すぐに救急車の手配!
母たちはベルト緩め、靴を脱がせ、アイシング用の氷で冷やし、それでも足りないとお弁当用の保冷剤もかき集めてくてたの!
次男は呼吸はしてるけど意識もうろう!呼びかけに弱く反応!
大丈夫!!!
幸い、消防署が近くにあったので救急車はすぐに到着!
救急隊員に託して、しばし傍観!
「お母さんも一緒に乗ってください」
私も車内へ同乗!救急隊員さんあちこちの病院と連絡取ってる様子!
しかしかなりの時間たっても決まらない行き先!
「どうかしましたか?」
「小児科の救急搬送受け入れ先がこの近くに無くて…!」
その間私はずっと息子の手を握ってた!
モニターいっぱい取り付けられていたけど波形はキレイだったから少し安心!
「お母さん受け入れ先決まりました!N市まで行きます!」
えっー!ここから、N市までは高速乗ってインター2つ先!
「大人ならすぐ近くに救急病院あるのですが!小児科の受け入れはしてなくて!」
「あの、この子これだけのガタイですから普通の内科でも良いのでは…!」
と聞いてみた!
「中学生は小児科なんです!決まりですから!」
それから外で待ってる監督先生や保護者達にメール!N市の病院へ行く旨伝へ出発!
そうだ、仕事で来られなかったパパにもメールしなくちゃ!
高速飛ばして(救急車ですから!)30分程で到着!すぐに処置室へ!私は廊下で待機!
検査と処置が終わり息子の元へ呼ばれて対面!
スースー眠ってる!点滴で楽になった様だ!
医師の説明!
「軽い脱水と過度の緊張によるものでしょう!点滴終わったら帰っていいですよ!」
後追いしてくれた監督先生も合流!先生に状況を伝へる!
そこへ、何故か教頭先生まで!
「生徒が運ばれたと連絡受けたので飛んで来ました!」
教頭先生この日は何かの式典に出てたはず!
点滴も終わり、本人も目を覚ましたので先生達にはおかえり頂いて、パパが来るのを待ち、お会計して帰宅!
学校の保険も使えますよと先生から言われていたけど、福祉医療で中学生まで医療費はタダ!後日戻って来るのでいいですと!
中学の先生には恵まれてホントに野球部良くしてもらったのです!
迎えに来てくれたパパの車の中で
「ところでさ、お昼ご飯ちゃんと食べたの?」
「あんまり食べられなかったんだ!」
やっぱり!
この人、緊張するとご飯が喉を通らなくなるの!
負けたら終わりの大会のプレッシャー!
暑さと空腹で貧血起こしたのが真相でした
でも、家族以外真相は語れない!
そして帰り道、パパにラーメン屋さんに寄ってもらい、大盛りラーメン食べて帰りました
それから後の試合には、きゅうりの浅漬けと保冷剤兼用の氷が常備されました
塩分、水分適度に取りなさいのお達しがでましたとさ
どんなに身体が大きくても、月齢で子供と判断される現場です
これが我が家の救急車騒動第3話でした
次男の救急車騒動は半分笑い話として我が家で語り継がれています(笑)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今日のまあるお嬢様
スリッパ投げで遊んでます
では、また(*´︶`*)♡Thanks!