大きな家はいらない〜実家の減築から考える事!負の遺産
築40年と築50年
私が小学生の時に建て替えた実家。6LDKの大きな家です。その隣には、2階に2間有る物置が有ります。1階には車が1台入る車庫付き。
今回、この物置を減築する事になりました。屋根がだいぶ傷んで来て、修理が必要。色々検討の結果、車庫の方側を残して、半分の大きさにして、屋根も落雪式に変更してもらう事にしました。
この物置の建物を改造すれば母が一人で暮らすのに丁度良い大きさなのですが、水周りのリフォームが一番お金がかかりますので…。こちらの建物は築50年です。
6月から7月頃を予定しました。中のものを処分していかなければいけません。しまう所が有ると何でも溜め込んでしまうものでかなりの量です。
週末少し手伝いに行って来ましたが、私が置いて来たものも多く持ち帰りました。
2棟とも父作
父は大工でした。なので両方共父が作った物です。建てた当時は、雪は掘るのが当たり前、屋根から滑り落ちさせるなんて言う考え方はまた有りませんでした。
父も若かったので、雪下ろしが重労働と思わなかったのでしょうね。私たちも子供の頃から屋根に登って雪下ろしをしていたので当たり前のこと思って育ちました。
父は冬になると出稼ぎに出ていたので、雪下ろしは母と子供達の仕事でした。
大きすぎる建物
家も6LDKですので今となっては、宝の持ち腐れ。普段使っているのは半分以下。勿体ない。
完成当時は6人家族でしたからね。
父達の時代は兄弟が多かったので親戚が来たとき泊まれる様にと客間まであります。
お風呂も3人入れるくらいの浴槽。しかもステンレスの浴槽は冬とっても寒いんです。
これだけ大きいのに使い勝手が悪いのです、その原因は、母の意見ゼロ!
父の大工としての見栄だけで建てた様な家
家建てるぞと言ったときにはすでに設計図が出来て居て、父の意見だけで建てたのです。
キッチンなんて、なんでこの間取り?広いだけで使い勝手最悪。
−ポイント
- 暖房費がかかる
- 広すぎて掃除が大変
- 冬も屋根の雪下ろしか大変
- 広いので修繕費も高あがり
- 税金も高い
小さな我が家
我が家は小さな家なので、子供達が居た頃は狭いと思いましたが、今は丁度良いスペースです。
これから家を建てようと思っている方は、将来のシュミレーションをよく立てて安易な建設はやめた方がいいですよ。
後々困るのは、自分より後の代、子供達に負の遺産を残さない様に。
終活問題
近年話題の終活という考え方。人生100年時代。若い時から考えていかなくてはいけませんね
取り敢えず実家の問題を片付けて行きたいと思います
まある
スリッパ投げが大好きなまあるです
では、o(゚▽︎^)ノシまたねぃ♪︎